中学校2年生の時に、塾なし・独学で英検3級にチャレンジして合格した我が家の子ども。
中3になってから、次へのステップアップとして英検準2級にチャレンジ！
今回も塾へは行かず、独学で勉強して見事合格できました。
我が子が英検準2級を合格するために、実際にやってきた勉強法や勉強時間、ポイントにしていたことなどをご紹介します。
中2の11月3級合格→中3の7月準2級合格
我が家の中学生、英検に初挑戦してから約9か月で準2級合格まで達成しました！
もともと得意科目ではあったけれど3級も準2級も先取りが必要だったので、しっかり対策をとってチャレンジしました。
今回は英検3級に引き続き英検準2級の合格に向けて、塾へ行かずに独学で合格した勉強法などをご紹介します。
英検とは
おさらい：「英検」とはどんな試験なのか？
ここでいったんおさらいの意味で、冒頭から何度も出てくる「英検」についてご紹介します。
今では多くの方が受験している「英検」（筆者も中高生の頃にチャレンジしました）。
筆者の住む地域では、受験といえば高校受験からというのが一般的で、中学校に入ってからは学校外の活動としていろんな検定を受けて「内申点対策」とするような学校授業以外で評定のプラスになるための活動が盛んになってきました。
また英検は通っている中学校で受験できることもあって、多くの子どもたちがチャレンジしています。
では英検って、そもそもどんなものなのか？
英検は幅広い世代が受験する国内最大級の英語検定試験で、1級から5級まで、8つの級があります。試験内容は身の回りの日常会話から、教養を深める社会的な題材まで、実際に英語を使用する場面を想定し、出題しています。
英検は幅広い世代が受験する国内最大級の英語検定試験で、1級から5級まで、8つの級があります。試験内容は身の回りの日常会話から、教養を深める社会的な題材まで、実際に英語を使用する場面を想定し、出題しています。
公式HPによると、英検は学習レベルに応じて8つの級があり、どの級からでもスタートすることができます。年齢や学年は関係ありません。
学校や家庭での英語学習によって力をつけたら上の級にどんどんチャレンジしていくことで、社会で通用する英語を身につける近道になるという狙いがあります。
高校受験についていうと、学校の成績（評定）以外にもプラス事項として「英検準2級合格」という内容が明記され、受験の際のプラス評価につながることが多いと思います（筆者は学校関係者ではないので、あくまで保護者として経験したことについて書いています）。
英検準2級はどれくらいのレベルなの？
では今回受験する英検準2級はどれくらいのレベルなのか？いうことで、学校の先生や英検の公式HPを参考にしました。
公式HPで確認すると、英検準2級は高校中程度の英語力。
我が家の子どもは中3だったので、高校生で習う文法や単語を新たに勉強していく必要があります。
英検準2級の試験内容は、リーディングとライティング、リスニング（ここまでが１次試験）、面接形式のスピーキングテスト（２次試験）となっていて、3級の試験とほぼ同じ構成の試験となっています。
参考に過去問を見てみるのもいいですよ。過去問はこちらにあります！
独学で英検準2級合格のための勉強方法
学習塾に通ってない我が家の場合、学校で習っていない部分を独学で勉強する必要があります。
また、ネットで各級の英検対策について調べてみると「とにかく英単語！」という意見が多かったんです。
理由としては「英文の意味を理解するには文法も大事だけど、大前提として出てくる単語の意味がわからないと読むこともできない」というもの。
というわけで、我が家の英検対策として具体的に取り組んだ内容はコチラ ↓↓↓
基本的に英検3級の勉強の時と取り組み方はあまり変わっていません。なぜなら3級の得点範囲で準2級の合格範囲を上回っていたから。
3級の合否結果が通知されるのですが、その中で自分の得点と平均点、さらに次のレベルまでどのくらい差があるのかということも通知の中に示されています。我が子の場合、準2級の合格圏に入る得点でした。そのため我が子に合っている勉強方法がコレだなということになり、今回の受験勉強も気負ってやり過ぎなくても大丈夫そうだと考えたのです。
それでも、試験範囲が高校程度と3級よりさらにレベルアップした内容なので親としてはかなり不安。しかし子の方はあまり気にしていないようで、3級も合格したから今回も同じようにやって大丈夫！と言うので、ダメでも次があるさということでやってみました。
英単語対策は英単語アプリで！
最初に書いたように、とにかく「英単語の意味がわからないと問題文の意味もわからないだろう」ということで、英単語を徹底的に覚える！ということに重点を置くことにしました。
使ったのは英単語学習アプリ「mikan」です。
mikanは無料で英単語が学べる学習アプリですが、今回も3級と同じように試験本番までの期間を課金して使うことにしました。
mikanの有料プランは２つあります。
Permium 1,800円／1か月、年プランは12,000円（1か月あたり1,000円）
Lite 1,000円／1か月、年プランは7,200円（1か月あたり600円）
準2級対策では、3級のときより一段階あげて「Premiumプラン」にしました。
また学校でも普段の授業ように用意されている単語帳があるので、昼休みなどはこちらをを使って勉強していたようです。
Premiumプランで選べるのは全485種類で、Liteプランに比べるとかなり豊富！
短い期間ですべての教材を使うわけではないものの、選択肢の多さに安心感があったのでPremiumプランにしてよかったかなと思っています。
文法、長文読解対策は市販のテキストで学習
文法の勉強、長文読解の練習は紙のテキストを利用しました。
使ったのは王道の「旺文社」のもの。3級の時と同じシリーズです。
旺文社のテキストは英検で有名で、ネットで検索するとおすすめしている学習塾や英会話教室などが多かった印象。
3級の対策で使ったときに、解説のまとまりも長すぎず短すぎずでわかりやすく、ボリュームも厚過ぎないので手に取りやすいかったので今回もこちらに決めました。
受験対策として１冊のテキストをやり込む方がいいのですが、我が子の場合は受験までの期間が2か月半で、テキスト全部を2周まではできませんでした。
文法理解の部分を1回通し、模擬試験を2回ずつくらい解いたところでタイムアップ！
定期テストや部活動なども忙しい時期だったため、あれこれ手を出さずに最小限のツールを繰り返すなど、コンパクトな受験対策で乗り切りました。
英検公式HPで過去問対策も行いました。公式HPには前年の過去問（2024年は3回分）が載っています。もし受験を考えているなら、まずは公式HPで過去問をチェックしてみてください。
リスニング練習はテキスト付属のCDと中学校のALTの先生にお願い
リスニングは実際に「音」を聞いて、自分でもしゃべって練習したいですよね。
我が家の場合はテキスト付属のCDと、中学校で英語指導に来てくださっているALT（英語指導助手、我が子の通う中学校にはアメリカ出身の方が来ていました）の先生と練習しました。
付属のCDはノートパソコンでCDを聞きながら問題を解いて練習をしていました。
さらによかったなと思うことがもう一つ。
我が子は小学生の時から４年ほど、英語学習アプリ「Duolingo」を続けています。
Duolingoはステージをクリアするごとにレベルアップしていきます。
対話形式の設問がほとんどで、「英語を聴く」ということに慣れていたと思います。子どもも「英語で話をされた時、文法とかあまり考えないけど会話の意味はわかるのは、Duolingoで聴いてるからだと思う」と言っていました。
私たちが昔勉強した英語といえば、詰め込みや暗記だけで半分くらいは大丈夫、あとは文法など教科書の内容を理解して解き方を少し覚えればだいたいOKだったかなと思います（私の個人的な感想です）。
でも今は、やることも求められるものも全然違うし、暗記だけでは足りない、聴いてしゃべって表現することが必須かな、と思ってDuolingoを始めました。ここにきて聴く耳を育ててきたことが少しでも役に立ってよかったと思いました。
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中3で英検準2級は塾なしでも独学で十分合格ができる！
英検準2級は高校中程度の英語力を試される試験。
中学生には難しい問題も多いですが、ポイントを絞った対策をとることで独学で塾に通うことなしに中学生のうちに十分合格可能であると考えます。
ポイントは
- 毎日時間を作って英単語の暗記、隙間時間ができたら暗記！
- たくさんのテキストを使わず、良いテキストを１冊とことんやり込む（２周するなど）
- 本番前には模擬試験や過去問を繰り返し解く
どんな試験でも同じだと思いますが、いろんなテキストや教材をたくさんこなすより、選んだ教材を繰り返しやり込む方がよいと思います。
子どもたちは大人よりも記憶力もはるかにあるので、正解と不正解を繰り返すことで着実に身についていっているなというのがわかりました。
英検準2級の受験を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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