新学期が始まると新しいクラスや先生、教科や勉強内容に、子ども達はワクワクしたり、授業に不安を持ったりするものですね。
教科書がピカピカなうちに、我が家では「教科書ワーク」を購入して使っています。
教科書ワークは、それぞれの学校で採用している教科書の出版社に合わせて購入できて、内容も教科書と同じ内容・順序で進めるように作られています。
そのため、子ども自身が迷うことがありません。
我が家で教科書ワークを使うようになってよかった点が下の3つ。
この記事では、我が家の小学生が取り組んでいる「教科書ワーク」の使い方と良かったことについてご紹介します。
小学生の教科書ワークの使い方
学校で配布されるワークブックは学校で使ったり、宿題になったり、使い道は迷うことがありません。今の小学生、とくに高学年になってくると勉強の内容も複雑になってきて、親世代が小学校で習っていなかった内容をどんどん授業で取り入れられています。
そのため、家で自主的に取り組む家庭学習で学校で習ったことを復習したり、つまづきをなくすことがとても大事です。
とはいえ市販のワークブックだと学校の教科書の進み方とは関係ない作りです。
習ったところを探して開いてやってみる、となると飛ばす箇所も出てきて、あとからやろうとすることにはすっかり忘れてる!
何を買えばいいのか??
そんなときに見つけたのが、使っている教科書を同じ内容で作られている「教科書ワーク」
授業が進めば、そのとおりに後追いで使うこともできるし、余裕があるなら予習だってできます(めったにありませんが)。
まるで学校の副教材のようで、とても使いやすいというのが我が家の感想です。
「教科書ワーク」は、小学生なら国語、算数、理科、社会の4教科(1・2年生は国語・算数・漢字・数と計算)。
中学生は上の4教科に英語を加えた5教科と、実技4教科が販売されています。
全ての教科をそろえるよりも、それぞれの理解度や個性に合わせて取り入れるのが良いと思います。
我が家では3・4年生のうちは国語と算数だけ、高学年になってから4教科を取り入れてみました。
良かったこと1・家での勉強をするクセ、継続するクセをつけることができた
我が家の子どもは高学年で初めて取り入れてみました。
4年生の冬頃まで、宿題のほかの家庭学習はほとんど手を付けていませんでした。
理由は「めんどくさい」「何をやっていいかわからない」でした。自主学習なので、学校からも特に言われることもなく…(当然ですね)
私は「このままだと家で勉強する習慣がつかなくなっていく…高学年になれば習慣づけも難しくなる、これはヤバい!」と考え始めました。
これは私の経験もあります。
中学校に入れば勉強は難しくなり、スピードも速くなる。中1くらいだと高校受験のことはまだぼんやりとしてなんとかなるかな?と思っている、そうしているうちに少しずつ順位が下がり、その位置で定着してしまう…ということが起こります。
中学生になってから自分の意志で毎日の家庭学習をし始めることはかなりの努力が必要だし、こらえ性がなければ「もうこれでいいや」に甘んじてしまいやすい…。中学生くらいだとそうなるのは簡単。
私はなんとかそこを抜け出すことができましたが、子ども達には諦めたりそういう遠回りはしてほしくないな、と常々思っていました。
そこでなんとか自宅で勉強する習慣をつけたいと考え、いろんなワークやテキストを調べていくと「教科書ワーク」なるものがあることを知りました。
教科書ワークは学校で使う教科書と同じ出版社で選ぶので、学校でやったことをそのまま家でも思い出しながら取り組むことができます。
そうすると自然に、学校での授業内容が頭で浮かんできて、思い出しながら問題を解ける!
毎日学校でやったことに合わせてページを開くので、少しずつですが継続できるようになっていきました。
良かったこと2・家庭学習や学校の復習がやりやすくなった
わが子の小学校の場合、家庭学習は毎日〇ページ、と学年に合わせて決められています
膨大なページ数ではないですが、学習内容は児童が自分で決めるので、毎日となるといつも何をやろうか迷っていました。
そんなときは、教科書ワークでその日に学校で学習したことを材料にしてました。
親から見ると、教科書から問題を抜き出して復習すれば…と思うこともあるのですが、何せ子どもなので、一度手を付けたり書き込んであるところはやりたがらなくて。
そのため我が家では教科書ワークで復習する方がやる気が出るようで、家庭学習の材料で迷うときに便利でした。
良かったこと3・算数のつまづきポイントをすぐ解決できる
子どもの教科書を見て軽く驚くのですが、今の小学生は、とくに高学年になってくると勉強の内容も複雑になってきていますね。
親世代が小学生で習っていなかった内容をどんどん授業で取り入れられています
とくに算数は、関数などの問題も当たり前に取り上げられていて、中学校よりは丁寧に教えてくれるものの、つまづいてしまえばあっという間に「算数できない!」の意識が定着してしまいます。
自分の経験もあって、算数だけは小さなつまづきのうちにクリアしておかなければと思い、よく気にかけて見てあげるようにしていました。
つまづくポイントはワークの進度もにぶくなり、飛ばしていることもあるので、よく聞いてみると「学校ではわかったつもりだったけど、家でやってみるとあやふやになっちゃう」ということがありました。
その際も教科書ワークを最大限に活用して、わからないあやふやな箇所を数回復習していました。
ほかの教科はともかく、特に算数については取り入れて良かったと思っています。
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使い方ポイント:やってなかったところはまとめて学年末の復習に!
教科書ワークは1年間分なので、量もそれなりにあります。小学生なので、毎日まじめに1ページも飛ばさずに進めるのは無理です(笑)
我が家では、飛ばしたところやまとめのワークは学年末の3月に「総復習」としてやっていました。
授業が少ない日も多く、次学年になるという焦り(?)からか、この時期にスピードアップして取り組んでいました。
とくに春休みは決まった宿題が出ないことも多いので、教科書ワークを終わらせることにつとめました。
小学生が教科書ワークの使い方と使ってみた感想(まとめ)
我が家での使い方をご紹介しました。
教科書ワークは小学生だと4教科ありますが、すべてそろえなくても、それぞれ子どもの学習意欲に合わせて取り入れるとよいと思います。
学校で採用している教科書の出版社に合わせて購入することができ、内容も教科書と同じ順序で進めることができて迷うことがなかった、ということが、子どもにも親にも取り入れやすいポイントでした。
ぜひ参考にしてみてください!