我が家の子ども、小学生からやっているDuolingoのおかげで英語がわりと得意です。
中学2年生になって英検に初挑戦することにし、見事合格しました!
今回は英検3級を中2で独学合格した勉強法や勉強期間などをご紹介します。

中2の11月、英検3級を独学・塾なしで合格しました!

小学生からやっているDuolingoのおかげか、中学生になった今では英語が得意科目になっています。
そこで、中学2年生になって英検に初挑戦することにし、見事合格しました!
今回は英検3級を中2で独学合格した勉強法や勉強期間などをご紹介します。
英検について

英検とは?
今では多くの方が受験している「英検」。
筆者も中高生の頃にチャレンジしました。
筆者の住む地域では受験といえば高校受験からというのが一般的で、中学校に入ってからは、学校外の活動としていろんな検定を取得して内申点といった学校の評定のプラスになる活動が盛んになってきました。
英検は通っている中学校で受験できることもあって、多くの子どもたちがチャレンジしています。
では英検って、そもそもどんなものなのか?
英検は幅広い世代が受験する国内最大級の英語検定試験で、1級から5級まで、8つの級があります。試験内容は身の回りの日常会話から、教養を深める社会的な題材まで、実際に英語を使用する場面を想定し、出題しています。
英検は学習レベルに応じて8つの級があり、どの級からでもスタートすることができます。もちろん年齢や学年は関係ありません。
学校や家庭での英語学習によって力をつけたら上の級にどんどんチャレンジしていくことで、社会で通用する英語を身につける近道になるという狙いがあります。
高校受験についていうと、学校の成績(評定)以外にもプラス事項として英検3級合格という内容が明記され、受験の際のプラス評価につながることが多いと思います(筆者は学校関係者ではないので、あくまで保護者として経験したことについて書いています)。
英検3級はどれくらいのレベルなの?
では今回、どの級にチャレンジするか?というときに、学校の先生や英検の公式HPを参考にしました。
公式HPで確認すると、英検3級は中学校卒業程度の英語力です。
我が家の子どもは中2だったので、3年生で習う文法や単語も新たに勉強していく必要があります。
英検3級の試験内容は、リーディングとライティング、リスニング(ここまでが1次試験)、面接形式のスピーキング(2次試験)となっています。
参考に過去問を見てみるのもいいですよ。過去問はこちらにあります!
やったこと

英検3級は中学校卒業程度の英語力なので、塾に通ってない我が家の場合は学校で習っていない部分を独学で勉強する必要があります。受験までは2か月弱。
また、ネットで英検対策について子と調べてみると「とにかく英単語!」という意見が多かった。理由としては「英文の意味を理解するには文法も大事だけど、大前提として出てくる単語の意味がわからないと読むこともできない」というもの。なるほど、そりゃそうだ!
というわけで、我が家の英検対策として具体的に取り組んだ内容はコレ
①英単語対策→単語アプリで徹底暗記
②文法、長文読解対策→市販テキスト
③リスニング→テキストに付属のCD、学校のALT(外国語指導助手)の方にお願いして練習
受験まで2か月弱で若干不安を持ちつつ、この取り組みでやってみよう!ということに。
具体的な勉強方法と使った教材
英単語対策は英単語アプリで!

最初に書いたように、とにかく「英単語の意味がわからないと問題文の意味もわからないだろう」ということで、英単語を徹底的に覚える!ということに重点を置くことにしました。
使ったのは英単語学習アプリ「mikan」です。
mikanは無料で英単語が学べる学習アプリですが、今回は重点対策ということで試験本番までの期間を課金して使うことに。
mikanの有料プランは2つあります。
Permium 1,800円/1か月、年プランは12,000円(1か月あたり1,000円)
Lite 1,000円/1か月、年プランは7,200円(1か月あたり600円)
3級受験対策の時はLiteプランにしてみました。
スマホアプリで学習していくのですが、子どもの学校はスマホの持ち込みが禁止されているため、学校ではすでに配布されている標準学習用の単語帳を使って休み時間などに覚えていたようです。
Liteプランで選べる教材は130種類ほど。
Premiumプランで選べるのは全485種類なので1/3以下なので迷いましたが、書店で購入しようとしていた英単語の教材が無料プランにいくつか入っていたので、Liteプランでも大丈夫そう!と子どもと相談して決めました。
あまりよくばっても短い期間ですべての教材を使うわけではないと思いましたし、実際Liteプランでも教材を絞って反復学習をしていたので十分活用できました。
文法、長文読解対策は市販のテキストで学習

文法の勉強、長文読解の練習は紙のテキストを利用しました。
学校から進められたもの、ネットで口コミなどを参考に探したもののなかで選んだのはこちら。

旺文社のテキストは英検で有名らしく、おすすめしている学習塾や英会話教室などが多かった印象。
また過去問を繰り返し解くことも重要。
テキストには過去の本試験内容から分析した模擬試験が含まれています。
英検公式HPにも前年の過去問(2024年は3回分)が載っているので、まずは公式HPで過去問をチェックしてみてください。
リスニング練習はテキスト付属のCDと中学校のALTの先生にお願い
リスニングは実際に「音」を聞きたい!
ということで、テキスト付属のCDと、中学校の英語指導に来てくださっているALT(英語指導助手、我が子の通う中学校にはアメリカ出身の方が来ていました)の先生とれんしゅうしました。
我が家にあるノートパソコンでCDを聞きながら問題を解いて練習をしていました。
さらによかったなと思うことがもう一つ。
我が子は小学生の時から4年ほど、英語学習アプリ「Duolingo」を続けています。
Duolingoはステージをクリアするごとにレベルアップしていきます。
対話形式の設問がほとんどなので、「英語を聴く」ということに慣れていたように思います。子どもも「英語で話をされた時、文法とかあまり考えないけど会話の意味はわかるのは、Duolingoで聴いてるからだと思う」と言っていました。
英検受験を見据えた対策ではなかったのですが、私の子どもたちが大人になる時に英語力は私たちが勉強したレベルのものでは全然足りないだろう、と思って始めたことが役に立ってよかったと思いました。
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中2で英検3級は塾なしでも独学で十分合格ができる!

英検3級は中学卒業程度の英語力を試される試験。
それでもポイントを絞った対策をとることで、独学で塾に通うことなしに中学生のうちでも十分合格可能であると考えます。
ポイントは
英単語の暗記
1冊のテキストをやり込む
過去問を繰り返し説く
どんな試験でも同じだと思いますが、いろんなテキストや教材をたくさんこなすより、選んだ教材を繰り返しやり込む方がよいと思います。
子どもたちは大人よりも記憶力もはるかにあるので、正解と不正解を繰り返すことで着実に身についていっているなというのがわかりました。
英検3級の受験を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

