我が家の小学生は学習塾には通わず、家での学習のみです。
家での学習は、学校の宿題と市販教材を数冊買っています。
子どもが家で勉強するときの教材ってどれがいいかわからないわ
たくさんあり過ぎて、中身を見てもどれがいいのか…??
我が家では「教科書ワーク」っていうのを使っていますよー
教科書ワーク?聞いたことあるなぁ。なぜそれを使ってるの?
学校で使ってる教科書と同じ内容と流れになっていて、
子どもが使いやすくて、やりやすいみたいなの!
今回は市販の教材の中で、我が家で「使って良かった!」と実感している「教科書ワーク」についてご紹介します。
この記事のポイントはコチラ↓↓
なぜ教科書ワークを使うことにしたのか
我が家の子ども、小学校から帰ってきて勉強することはあまりありませんでした。
宿題はかろうじてやるけど、自分で内容を考えて行う「家庭学習」や「自主学習」はあまりやらない、そんな状態でした。
低学年のうちは良かったのですが、高学年になってくると勉強の内容も複雑になってきます。教科書を見ると、私たち親世代が小学校ではまだ習っていなかった内容がたくさん取り入れられています。難しい内容になっているのです。
そして案の定、このような状況になりました。
→難しくてわからないところもあるけど、なんとなく進んでいけるからいいか
→わからないまま進んでしまって、次の内容でますますわからないところが増えてくる
→勉強わかんない、めんどくさい!
いつのまにかわからないところが増えてきちゃって、勉強がめんどくさくなっちゃった!
このままではダメだ!と、家庭学習で学校の授業の内容をしっかり理解するために探して見つけた教材が「教科書ワーク」でした。
市販のワークブックだと学校の教科書の進み方とは関係ない作りですが、この教科書ワークは使っている教科書に準拠した教材。学校で使っている教科書通りの配列、内容の教材です。
この教科書ワークは授業に沿って家で復習ができるし、解説も丁寧です。単元ごとに練習問題やまとめ問題もありますし、余裕があるなら授業の予習だってできます(我が家ではめったにありませんが)。
まるで学校の副教材のようで、とても使いやすいというのが我が家の感想です。
教科書ワークの内容と我が家の使い方
教科書ワークの中身を画像で紹介
では実際にどんな内容なのか?中身を見てみましょう
こちらが1教科の分です。ワーク本体と答えのほか、付録のポスターなど、あとはweb付録もあります。
(付録の内容は教科によって変わります)
小学4年生の算数には
1.ワーク本体とシール(長期休みと学年末用の実力判定テストつき)
2.答えと手引き
3.計算練習ノート
4.算数ポスター
5.わくわく動画(各単元のポイント解説)
6.自動採点CBT(Web上のテストに挑戦でき、自動採点で順位も出てきます)
付録のポスターは大人にも便利(笑)机の前に貼っています。
「教科書の解説と基本のワーク→練習のワーク→まとめのテスト」の構成で、それぞれ見開き2ページで作られています。
オールカラーで見やすくなっています。
使っている教科書を同じ順序で構成されています。
付録も充実しており、教科ごとにポスターや学習カードなどさまざま。国語はその学年で習う漢字表がついてきました。
ほかwebサイトにアクセスして使える特典付録もあります。
我が家の教科書ワークの使い方
○毎日の自主学習の材料にして復習
ふだんは授業の復習として使っています。
毎日ではありませんが、算数など1単元ごとに進めています。
例題や解説は学校ですでに終えているので軽く読み、練習問題とまとめ問題をワークに直接書き込んでやっています。
○長期休み、学年末に総復習として
実践問題集が付録としてついてくるので、この問題集や途中でとばしていた単元の問題をまとめて取り組んでいます。
子どもなので途中で飽きてやらなかった単元などがどうしても出てきます。そういうところは長期休みの時にまとめてやっています。
「教科書ワーク」使って良かったポイント
良かったこと1・家での勉強をするクセ、継続するクセをつけることができた
「基本」→「練習」→「まとめ」の組み立てになっており、子どもが迷わず取り組めるようになっています。
子どもが取り組みやすいので継続でき、家での自主学習や勉強を続けるクセ、意識づけをすることができたと思っています。
良かったこと2・家庭学習や学校の復習がやりやすくなった
教科書ワークは学校で使う教科書と同じ出版社で選ぶので、家で教科書ワークを開くと学校での授業内容を思い出すことができます。
学校でやったことをそのまま家で思い出しながら、やることを迷わずに取り組むことができるようです。
さらに、学校の授業に合わせて進んでいけるので、少しずつですが継続できるようになっていきました。
良かったこと3・算数のつまづきいたところを繰り返し練習できた
算数はつまづくポイントをすぐ解決できることが重要!
算数は特に小さなつまづきのうちにクリアしておく必要があります。
(これは私の経験…算数や数学を放置すると大変なことになりますよね…)
今の小学生の算数は、関数などの問題も当たり前に取り上げられています。
中学校よりは丁寧に教えてくれるものの、つまづいてしまえばあっという間に「算数できない!」の意識が定着し、「めんどくさい」「やりたくない」となってしまいます…。
「学校ではわかったつもりだったけど、家でやってみるとあやふやになっちゃう」ということもよくありました。
我が家ではまず教科書を読み直して習ったことを確認し、教科書にある問題をこなします。
さらに教科書ワークの練習問題やまとめ問題で繰り返し復習していました。
ほかの教科はともかく、特に算数については取り入れて良かったと思っています。
中学生にもおすすめ!「中学教科書ワーク・数学」(Amazon)はコチラ!
中学生にもおすすめ!「中学教科書ワーク・数学」(楽天ブックス)はコチラ!
ココを解決したい!もっと活用できるようにするには
実際に使ってみて良かった点が多くありますが、「ココを解決すればもう少しレベルアップできるのでは?」という点もありました。
・教科書と同じ→目新しさがない
・学校と同じことをするため、飽きるのが早い
子どもなのでどうしてもすぐ飽きます。
学校と同じことを家でやるので、モチベーションが低かったり、大人が心配していても当の本人に焦る気持ちや必要性を感じない場合は、「学校でもやったし」という気持ちが勝って手をつけるまでに時間がかかります。
ほかの教材でも「飽きる」問題は発生するのですが、「学校と同じことをする」というメリットが、子どもの気分によってはデメリットにもなっているようです。
そんな時に我が家ではweb付録を使って気分を変えることもしています。
ゲーム機やタブレットにどうしても手が伸びてしまう我が家の子の場合は、この方法でしのぐことが多いです。
あとは大人が「子どもは飽きる生き物だから仕方ない」と割り切って、子どもの気分が変わるまで無理強いせず、少しずつ働きかけていくようなゆったりした気持ちでいるのがいいのかなと思っています。
教科書ワークで基礎固め!(まとめ)
我が家での使い方をご紹介しました。
教科書ワークは学校で習うことの基礎固めに最適な教材です。また良かった点も多くありますが、子どもの性格や理解度によっては、もう少し解決したい部分もありました。
そういうところもすべてまとめてみましたので、参考にしてみてください!